カゴ、と言えばなにを思い浮かべますか?
暑い夏に持つ、元気をもらえるカゴのバッグ。
初秋の衣替え、お気に入りのストールを入れるカゴ。
冬のコタツの上にみかんを入れておくカゴ。
待ち望んだ春のピクニック。お弁当を運ぶカゴ。
モノを運ぶカゴ、収納としてのカゴ、インテリアとしてのカゴ・・・
素材は様々で、籐はもちろん、アケビ、ブドウ、くるみ、イタヤ、竹、ラフィアなど様々ですね。
もちろん化繊のカゴだって、カゴと言えばカゴなのでしょう。
たくさん作られているカゴもあるし、そうでないカゴも。
作家さんが作ったカゴもあれば、地域のおじいさんやおばあさんが作ったカゴ。
知らない誰かが作ったカゴ。知っている誰かが作ったカゴ・・・
たくさんのカゴがありますが、今日はその中でもキッティでは特にお買取りを強化しているeb.a.gos(エバゴス)について。
エバゴスといえば紅籐のかごバッグ
エバゴスといえば、やっぱり紅籐を使ったカゴバックが思い浮かびますね。
とても硬い、しっかりとした紅籐を編んで作られたカゴはとっても丈夫。
竹や木ともまた違う、ラタンならではの魅力がありますね。
天然素材の紅籐は、大きさがバラバラであったり、所々節があったり、天然素材故の歪みがあったり、ちょっと斑点があったり。
均一ではない不揃いさや色ムラは、カゴの表情を豊かにし、同じデザインのものでも、世界で一つだけのトクベツな一点にしてくれます。
画一的につくられたものとはかけ離れた、ある意味完璧ではないもの。
歪んだり、ささくれたり、割れちゃったり。
不完全なもの故の愛らしさや美しさ。
レザーや被せの可愛さもエバゴスの魅力
どこか武骨ささえ感じる籐に合わせるのは、これまた剛健さを感じさせるレザー。
エバゴスの使うレザーはブライドルレザー(蝋引きしているレザー)や、オイルドレザーなど、男性的な剛さを感じさせる、しっかりとした肉厚なものを選んでいることが多いですね。
それらに組み合わされるのが、ふんわりとしたリネンやファー、ジャガードなどの、甘いテクスチャーの被せ達。
その相反する組み合わせが織り成す、奇跡的な可愛さはとても他のメーカーには真似できない唯一無二の魅力があります。
また紅籐とレザーだけの組み合わせのものは、デザインがきっちり可愛いらしいアイテム。
画像は人気のケリーバッグ。2018年も再販するようで、待ち遠しいですね!
エバゴスのシーズンテーマとチャーム
そんなエバゴスですが、毎年「シーズンテーマ」があり、それになぞらったチャームがついているのをご存知でしょうか。
バッグのどこかにこっそりと隠れていたりするんです。
ちゃっかりコロンといるものですから、その存在に気づいている方も多いかと思います。
実はこのチャームで、発売された時のシーズンが分かるのです。
年代別シーズンテーマ
1999SS 「オカシナ ボウシ」
1999AW 「フユのカゴ」
2000SS 「ノハラデ ミチクサ ウミマデ ミチクサ」
2000AW 「ドレミファソラシド・ソ・ド!」
2001SS 「ユウヤケヲ ミニ イキマセンカ」
2001AW 「ヤマヲ オモッテ ミマセンカ」
2002SS 「オモイダシテ ミマセンカ」
2002AW 「ナガイヨル アタタカイヘヤ」
2003SS 「メガデテ フクランデハナガサイテ」
2003AW 「ソラハイイネ」
2004SS 「タイリョウダー」
2004AW 「P+ウマ+サル=?」
2005SS 「カラダニイイネ」
2005AW 「ユキハ フユニ フル」
2006SS 「サマーハウス」
2006AW 「イツデモ ドコデモ ピクニック」
2007SS 「umi de asobu」
2007AW 「タカイ ソラノ シタ 360」
2008SS 「sentaku-mono」10周年記念
2008AW 「ナゼダイヤモンドガキニナルノダロウ」
2009SS 「ウレシイ日 踊る人現る」
2009AW 「月ヲ想ウ」
2010SS 「WAHA.UFU.E-N」
2010AW 「夜na.夜na」
2011SS 「A glass of watar」
2011AW 「Dear ms」
2012SS 「YES HOLIDAY」
2012AW 「Sheep-Wool-Sweater」
2013SS 「FROM THE WINDOW」
2013AW 「omoi tattaga kichijitu making is fun!」
2014SS 「Welcome to the fruit parlor」
2014AW 「LOVE LETTER TO DEAREST, WOW!」
2015SS 「First date,Yeah!」
2015AW 「OH DEER.OH NORTH」
2016SS 「VITAMINE SHOWER」
2016AW 「Beautiful Space」
2017SS 「WHEN SLEEP ON THE LAWN」
2017AW 「空飛ぶカゴ やっぱりカゴがスキ」
2018SS 「Bouquet in your pocket.」
シーズンテーマとチャーム
2003AW 「ソラハイイネ」
2004SS 「タイリョウダー」
2004AW 「P+ウマ+サル=?」
2005SS 「カラダニイイネ」
2005AW 「ユキハ フユニ フル」
2006SS 「サマーハウス」
2006AW 「イツデモ ドコデモ ピクニック」
2007SS 「umi de asobu」
2007AW 「タカイ ソラノ シタ 360」
2008SS 「sentaku-mono」
2008AW 「ナゼダイヤモンドガキニナルノダロウ」
2009SS 「ウレシイ日 踊る人現る」
2009AW 「月ヲ想ウ」
2010SS 「WAHA.UFU.E-N」
2011SS 「A glass of watar」
2011AW 「Dear ms」
2012SS 「YES HOLIDAY」
「Sheep-Wool-Sweater」
2013SS 「FROM THE WINDOW」
2014SS 「Welcome to the fruit parlor」
2014AW 「LOVE LETTER TO DEAREST, WOW!」
2015SS 「First date,Yeah!」
2015AW 「OH DEER.OH NORTH」
2016SS 「VITAMINE SHOWER」
2016AW 「Beautiful Space」
2017SS 「WHEN SLEEP ON THE LAWN」
2017AW 「空飛ぶカゴ やっぱりカゴがスキ」
画像が用意できないシーズンもありましたが、現状で確認出来ているチャームはこんな感じです。
いかがでしたか?
お手持ちのエバゴスのチャームを眺めて「これは2015年、、、私がとうとうぎっくり腰になった年のカゴなのね」なんてほっこりしていただけましたら嬉しいです。
キッティではエバゴスを大切にお買取します
そんなエバゴスのお買取はもちろんキッティにお任せください。
たくさん手に入るものではないもの、思い出のあるもの。
次に手に取る人への橋渡しをお手伝いいたします。
-ebagos-
1997年デザイナーの曽我部美加さんの姓「sogabe」を逆読みして「ebagos」と冠しスタート。
2018年にはエバゴス初となる書籍「バッグ ヲ ツクル」を出版。