中川政七商店は1700年に創業された老舗の日本のブランドで、伝統的な日本の技術を活かし、現代的なデザインと結びつけた製品を提供しています。元々は布製品を中心に扱っていましたが、現在では衣類、生活雑貨、家具など、多岐にわたるアイテムを展開しています。
まず最初に私自身が日々生活する上でとても感銘を受けた中川政七商店の「こころば」十カ条をご紹介させていただきます。
中川政七商店「こころば」
引用 中川政七商店
一、正しくあること
二、誠実であること
三、誇りを持つこと
四、品があること
五、前を向くこと
六、学び続けること
七、自分を信じること
八、ベストを尽くすこと
九、謙虚であること
十、楽しくやること
2008年に作られた中川政七商店のこころば。画像のようにカードにして全社員に配られているそうです。会社組織で働く人達が同じ方向を目指して仕事をする。これはとても大事なことだと感じます。企業のビジョンとしてだけでなく、私自身一人の人間としてこうありたいと感銘を受けました。
2023年の中川政七商店のインスタグラムの投稿でもこころばに触れていました。こちらも印象的でした。
こちらを知ったうえで中川政七商店について深掘りすると、より魅力が伝わると思います。
中川政七商店とは
引用 中川政七商店
中川政七商店は、創業以来300年以上にわたって、日本の伝統的な手仕事と現代のライフスタイルを見事に融合させてきたブランドです。手工芸品の豊かな歴史を受け継ぎつつ、現代的なデザインと機能性を加えることで、時代を超えて愛される製品を生み出しています。本稿では、同ブランドがどのように日本の伝統を現代の生活に取り入れ、その品質とデザインがなぜ長く支持されるのかについて掘り下げてみたいと思います。
日本の伝統と手仕事の継承
引用 中川政七商店
中川政七商店は、その創業時から日本の伝統的な手工芸品を大切にしてきました。例えば、同店の麻のふきんや布製品、陶磁器などは、すべて日本各地で受け継がれてきた伝統的な技法を活かしたアイテムです。
日本の職人技は、単なる「技術」ではなく、その背後にある歴史や文化、そして自然との調和を大切にしています。中川政七商店が提案する製品は、ただ美しいだけでなく、使う人々の生活を豊かにする「心地よさ」や「使いやすさ」を提供しています。そのため、手仕事で生み出されるアイテムは、どこか温かみを感じさせ、現代の忙しい生活の中でも安らぎを与えてくれます。
現代のライフスタイルとの融合
伝統的な手仕事と現代のライフスタイルがどのように結びついているかが、中川政七商店の最大の魅力の一つです。かつては主に伝統的な和室で使われていたアイテムが、現在ではリビングルームやキッチンで活躍するなど、現代的な空間に馴染むような進化を遂げています。加えて機能性や耐久性も重視しており、例えば、麻や綿を使用した衣類やインテリア用品は、触り心地が良く使い込むほどに味わいが出る特徴を持っています。
引用 中川政七商店
画像のはっぴコートは背縫いや後ろの衿の立ち上がりは当時の着物の作りを取り入れており、着物と同様に一枚布を直線裁ちで仕立てていることなど、伝統的な部分を残しながら現代でも着やすいようなもの作りをしています。
その他にも奈良の特産品の蚊帳生地を美しく機能的に再生した花ふきんや、私自身も愛用してるかや織ふきんなど、日本の伝統技術を用いたアイテムはとても素敵で使っていて気持ち良いです。
直営店舗では、こういった商品の背景や製造過程を説明してくれる接客が特徴的です。製品の背後にあるストーリーや職人の思いを知ることができ、より一層愛着を感じることができます。また商品の使い方や手入れ方法についても丁寧に案内しており、購入後のサポートも充実しています。
品質とデザインの長期的な愛される理由
中川政七商店の製品が長く愛される理由は、その品質、安心感にあると思います。全ての製品は、職人の手によって丁寧に仕上げられ、品質の高さが保たれています。また、ブランドが選ぶ素材も天然素材を多く使い、長く使うことで味が出る特性を持っています。例えばリネンのシャツやバッグは、初めて使う時のサラっとした感触と、使い込むことで柔らかさが増す心地よさが特徴です。これらの製品は見た目の美しさだけでなく、使用する度に愛着が湧いていくため、長く使いたいという気持ちを抱き続けるのだと思います。
画像の麻布Tシャツは肌触りもさらっとしていて着心地も最高ですし、首と袖周りには違う素材でデザインも良いし、直ぐに乾くし、色も豊富なので毎年の夏の定番です!
普遍的でシンプルでありながらも、どこか独自性を感じさせるデザインは、日常の中で飽きることなく使い続けることができる魅力を持っています。
加えて手仕事にこだわることで製品ごとに個性が現れ、その個々の製品に対する愛着も深まります。人々は、ただ「物」を手に入れるのではなく、そこに込められた職人の思いや伝統を感じ取りことが出来ると思います。
店舗には衣類をはじめ、日用雑貨や家具、インテリア用品まで、さまざまな商品ラインナップを展開しています。生活全般にわたる高品質な製品が手に入れることができるのも魅力です。
価格帯について
中川政七商店の商品は、手仕事や日本の工芸を重んじた高品質なアイテムが多く、おおよそではありますが以下が価格帯の目安になります(※2025年7月現在)
ふきん類:約500円~2,000円
バッグや小物:約3,000円~10,000円
衣類(例:シャツやパンツやカーディガンなど):約10,000円~30,000円
高級品・ギフト向け商品(例:鍋島焼や手漉き和紙のアートピースなど):約30,000円~100,000円
衣類や小物類は比較的購入しやすい価格帯のものが多く、その点も人気の理由です。
高価格帯の商品も自分では中々手が出しにくいですが、頂いたら嬉しいものが多く取り揃えてあると思いますので、贈り物選びにも重宝します。
自然素材を重視する方だけでなく、どの年齢層にも響く上質なものが必ずある印象です。
上質で良いものを長く使いたい人は若い世代でも増えているので、今後さらに注目されるのではないかと思います。
中川政七商店は通常よりも20%UPで買取り中
中川政七商店は、300年以上の歴史を持つ日本のブランドであり、その魅力は、伝統的な手仕事を現代のライフスタイルに融合させた点にあります。職人による丁寧な手作業で生み出される製品は、単なる商品以上の価値を提供し、使い続けることでその魅力が増していきます。
私たちkiittiでは中川政七商店を買取強化ブランドとして大切に、出来るだけ高くお買取りいたします。衣類だけでなく小物類もお受けしております。迅速で丁寧な査定を心がけておりますので、是非ともご利用ください。