Paul Harndenのレザーアイテムへのこだわり

ポールハーデンのブランドタグ画像

一点一点が希少なポールハーデン

名作も多くてどれも欲しくなってしまいますが、気軽に買える価格ではないポールハーデン。
その価格は年々高額になるばかり・・・
でも仕方がりません、オールハンドメイドですし生産数が限られる希少品ですからね。
ポールハーデンのアイテムは生産数が少なく、私たちもなかなかお目にかかれません。
それゆえに、どんなアイテムでも一点一点が希少なので、買取は高額になること間違いありません。

ブランドがスタートし、今年2018年で31年目を迎えました。
ブランド創立から今なおブランドコンセプトを一切変えず、立上当時のこだわりをそのまま現在まで続けていて、全てにおいての作りやコンセプトに一切妥協しない本当に数少ないないブランドです。
ここまで素材や製法、時代背景に徹しているブランドは本当にありませんよね。

洋服に至っては、未だに裏地にコットンを使います。
ブランドのコンセプトが18~19世紀のイギリスを元ネタとしているので、当時に無かった素材は一切使用しません。

着やすさや、着心地を意識するのであれば、高級素材であるキュプラを裏地に使用するなど時代に求められた素材を使用するのが普通に感じますが、ポールハーデンは一切無視です。
しかしそのこだわり抜いた一着だからこそ、着込むほどに身体に馴染み、洋服自体の経年変化を楽しめて着込むことにより魅力を増していきます。

ポールハーデンの歴史

「Paul Harnden」は、1987年に創立されたイギリスのシューズブランドです。

本人はイギリスではなくカナダ生まれですが、大学卒業後にイギリスへ渡りそこで靴作りを学び、その後シューズメーカーの老舗「ジョン・ロブ」で木型職人として技術を学びました。

ブランドの始まりはシューズブランドなのですが、ポールハーデンのレザーへのこだわり、そしてハンドメイドへの情熱がとても強く、現在ではシューズ、バッグなどレザーを使ったアイテムにとどまらず、洋服まで手がけており、ファッション全域を網羅しています。

独特な世界観のシューズに合う洋服はヴィンテージの洋服以外に当てはまらなく、自らが作成し始めたのが洋服作りのきっかけと私は認識しています。

レザーアイテムに見るポールハーデンのこだわり

ポールハーデンのレザーアイテムには独特な雰囲気と存在感があります。
注目されるのはもちろんシューズになるのですが、今回はポールハーデンのバッグに注目をしたいと思います。

ポールハーデンのレザーアイテムの中ではシューズに比べ購入しやすい価格帯ではありますが、それでもやはり10万円近くします。
この価格帯でも他のアイテムに比べ安く感じてしまうのはポールハーデンならではですね。

ポールハーンデンのチャンキーバッグポールハーデンのチャンキーバッグ_01左 Big Chunky Bag   右 Chunky bag

定番のチャンキーバッグです。
キッテイでも年間数十点お買取りをさせていただいておりますが、生産数がとても少なく滅多にお目にかかれません。
記憶の限り全く同じ個体はなく、ハンドメイドならではのステッチの違いや、レザーに含まれる元々のキズなど、どれもすべて製作時の環境が作り出す一点物です。

ポールハーデンのチャンキーバッグ_02

ポールハーデンのチャンキーバッグ_03

このコロンとしたフォルムがかわいいですよね。
横幅・高さ・マチが比較的近いサイズ感なので、この独特のフォルムになります。

ポールハーデンのチャンキーバッグ_04

ポールハーデンのチャンキーバッグ_05

表側にこのバッグ唯一のポケットが一つ。
外側からのアクセスがしやすくなります。
一切無駄のない必要最低限のシンプルな作り。

内側は裏地もポケットもなく大容量のシンプルなレザーバッグです。

その形とシンプルに大容量なところがとても使いやすく、お仕事用に持つ方も少なくありません。
最近ですと芸術家やファッションに携わるお仕事をされている方、スタイリストさんなどが使っているのを良く目にします。
サイズ違いや、レザー違い、カラー違いなどそのシーンに合わせ使い分けされているのを見ていると羨ましい限りです(笑)

どちらかと言えば女性に支持されそうなデザインにも感じますが、男性が手に持つと全く雰囲気が変わるかと思います。

なぜ裏地がないのか

ポールハーデンのチャンキーバッグの裏地画像

普通レザーアイテムは革の床面に別の素材を貼付ける(裏地)のが当たり前ですが、このレザーバッグには全くそういったものが施されていません。
裏地がなく革がそのままです。

ポールハーデンが手掛けるレザーアイテムは「土に還る」をコンセプトとされていて、使用後には土に還ることができるというくらいな自然体を実現させているからなのです。
お洋服に化学繊維を使わないことも納得できますね。
ここまでのこだわりを30年以上貫くブランドは本当に少ないと思います。

初期のチャンキーバッグは希少性が高い

ポールハーデンのチャンキーバッグのブランドロゴ画像

チャンキーバッグの「Paul Harnden」ロゴですが、今は筆記体のタグが使われておりますが、初期の物はブロック体で書かれています。

残念なことに現在私たちの手元にもないため、画像をご用意できませんでした。

初期の作品は、ヴィンテージのレザーを使用しバッグやシューズを作っていたので、一見「汚れ」と思われてしまう部分はありますが、汚れではなくヴィンテージのレザーにある歴史の証であり、新品にはない質感や色、人の手では表すことができない独特の雰囲気を楽しむことができます。

Paul Harndenの買取なら価値のわかるお店キッティへ!

キッティでは現行品だけではなく、初期のアイテムに対しても自信を持って査定額をご提示させていただいております。
ポールハーデンのようなブランドはとてもコアなファンが多く、初期物をコレクションされている方も多いです。
お売りになる方も初期ものと現行ものの違いを理解し、査定をしている事を重要視されていることが分かります。
必ずしも初期のお品物が高価買取になるわけではありませんが、私たちはお売りいただける方の思い入れやこだわりも含めて査定額をご提示させていただきます。

ポールハーデンのアイテムをお買取りに出す検討をされておられる方は、ぜひ私たちキッティまでご相談いただければ幸いです。

豊富な経験と確かな買取実績で、納得の査定額をお約束いたします。

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