贅沢な着心地を実現するシルク素材

シルク(絹)とは?

絹(きぬ、羅: sericum、独: Seide、英: silk、仏: soie)は、蚕の繭からとった動物繊維である。独特の光沢を持ち、古より珍重されてきた。蚕が体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分とするが、1個の繭から約800 – 1,200メートルとれるため、天然繊維の中では唯一の長繊維(フィラメント糸)である。絹織物などに用いる。
蚕の繭(まゆ)を製糸し、引き出した極細の繭糸を数本揃えて繰糸の状態にしたままの絹糸を生糸(きいと)というが、これに対して生糸をアルカリ性の薬品(石鹸・灰汁・曹達など)で精練してセリシンという膠質成分を取り除き、光沢や柔軟さを富ませた絹糸を練糸(ねりいと)と呼ぶ。ただし、100%セリシンを取り除いたものは数%セリシンを残したものに比べ、光沢は著しく劣る。生糸は化学染料、練糸はいわゆる草木染めに向くが、歴史的に前者の手法が用いられはじめたのは明治維新以降であり、昔の文献や製品にあたる際、現在の絹織物とは別物に近い外観と性質をもつ。また、養殖(養蚕)して作る家蚕絹と野性の繭を使う野蚕絹に分けられる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B9

シルクは蛾の幼虫の蚕の繭から作った繊維でこの蚕が成虫になるために自分を守る繭こそがシルクの原料となるわけです。
一般的にシルクという素材は「繊維の女王」と呼ばれるほどで、見た目の光沢や高級感もさることながら、肌触りの良さや保温性・吸湿性に優れているため、洋服のみならず寝具としても優秀な素材です。

シルクのメリット・デメリット

メリット
シルクは天然繊維の中で最も細く、独特の光沢やしなやかなさがあります。
また夏は涼しいのに冬は暖かいと、意外かもしれませんが年中活躍が期待できる素材です。
年中活躍する素材ですが、チリやほこりを吸いにくいので冬場は特に静電気が起こりにくいメリットもあります。
そして繊維が人間の肌成分に似ているため肌に優しく、自然素材ならではの快適な着心地を実現できます。

デメリット
シルクは極端に繊維が細いため、ボリュームのあるアイテムを作ることに向いていません。
同じパターンでも違う生地と比較した際まったく違うシルエットになるので、シルク素材を使えばいいというわけでもないようです。
また摩擦に弱い為、着用の際に擦れてしまう箇所は毛玉のできやすい素材の性質があります。
さらに繊維の特性上、太陽光に当たると紫外線を吸収して変色してしまう傾向にあり、日差しの強い日の着用やクローゼットでの保管の際などは要注意となります。
それではシルクのアイテムが特に人気のブランドを紹介していきます。

TOJOURS(トゥジュー)

トゥジューのワンピース

TOJOURSはkiittiのお取り扱いブランドの中でも、ひと際多くのシルクアイテムをリリースしている印象があります。
またTOUJORSコートの裏地にシルクの混紡生地を使ったりととても贅沢。
見えないところまでも素材にこだわり、とても着用者のことが考えられているように感じました。

MARGALET HOWELL/MHL.(マーガレットハウエル/エムエイチエル)

マーガレットハウエルのニット

マーガレットハウエルでも特にシンプルなニットは人気のアイテムですよね。
シンプルな分、素材にこだわったアイテムをリリースすることが多いです。
こちらはコットン生地にシルクを混紡することによりニット素材の強度を上げる役割があり、一般的なコットン100%のものよりも触った印象としてはしなやかなハリのあるアイテムが目立ちました。

dosa(ドーサ)

ドーサのワンピース

dosaも個人的にシルクのアイテムを見かけることが多いブランドのひとつです。
シルク100%のワンピースは夏にサラッと一枚で出かけたいアイテム。
既にご説明の通り、肌ざわりの良さと放湿性に優れているため、夏の衣服着用のよる着心地の煩わしさを感じることはありません。

ご自宅にシルクのアイテムはありませんか?

トゥジューのタグ

私たちがお買取をする際に必ず確認するのが「品質表示タグ」です。
そしてそれが良い素材であれば、査定額としてお客様に還元できるようにしています。
洋服に使用している生地は様々ありますがそれぞれに価値があり、それによって査定額も変動します。

年間1万着は査定している私の目から見てもシルクの服って世の中そう多くはないのです!
たぶんカシミヤのアイテムより見かけることは少ないのではないのでしょうか?
だからこそシルクのアイテムをkiittiでは高く評価しています。

シルクのアイテムはぜひkiittiに買取をご依頼ください。よろしくお願いします。