突然ですが「メイドインジャパン」を謳っているブランドであっても、ニットなどの製品は海外生産のメーカーが多いのはご存知でしょうか。
その理由としては、クオリティを保ちつつ日本製で製品化する為には、販売価格が現在の〇倍になってしまうことや、ブランドが生き残る為にも、コスト削減は避けては通れないということなどが挙げられます。
本当の意味での、メイドインジャパン
「それってほんとに日本製?」とクエスチョンマークが浮かんでしまうようなモノが世の中には氾濫しています。
これは食品にも同じ事が言えますが、最終加工地を「原産国」として表記することが決められています。海外で生産・加工したものを、最終的に日本で二次加工をすれば、それは日本製と表記して良い、ということですね。この原産国表記に関してはグレーな部分があり、企業の倫理観に委ねられている部分が大きくあると思います。
アパレルに於いては「製品への実質的な変更があった国を原産国とする」というマニュアルが存在します。
ざっくり表現しますと「生地は海外、縫製も海外、ボタン付けだけを日本でしたものは実質的な変更とは言えず日本製と表記してはいけない」というガイドラインになっています。
生地は安価なアジアから仕入れ、外国人の労働者が日本で縫製すれば、それは日本製と呼べるものに。
外国人労働者が縫製した製品や海外製品がいけないのか、粗悪なのか、というと全く別の話になりますが「日本製」という文言で販売している商品の背景に、そのような一面があると認識している人はほんの一握りであると思います。
原産国をこだわるという選択
意識をしていなくても、日々は選択の毎日です。
何を着るか、何を買うか、何時の電車で、どこに行くのか。
目に見える情報や、経験を含め、たくさんの要素からモノやコトを選んでいます。
原産国はどこか、というのは選択する上で重要な一つの要素だと思います。
食品類は昨年原料原産地を表示することが義務付けられるようになりました。
同じサラダであっても、レタス「○○産」 たまねぎ「○○産」 など、原料ごとに産地を記載しております。
衣・食・住、とは言うものの、原料原産地に関しては、調理器具や食器などの方がこのあたりに関しては闇が深そ・・・急を要すると思うので、特にアパレルなど価値の決定する要素が不明確なものや、健康にただちに影響しないと考えられるものに関してはその辺りの基準が明確になる日はずっと遠いような気がします。
R&D.M.Co-(オールドマンズテーラー)は、山梨県富士吉田市(ふじよしだし)にアトリエを構える日本のものづくりメーカー。
本当の意味での、数少ないメイドインジャパンブランドの一つです。
さて、話はズレましたが、本日はR&Dの”柄”を見ていきたいと思います。
オールドマンズテーラーのストライプについては、こちらの記事で紹介しています。
こちらもぜひご覧ください!
garden(ガーデン)
Charlotte(シャルロット)
irish(アイリッシュ)
まずは、この3つ。
定番中の定番。そしてなんだかこの3つはセットにしておきたくなります。
wild berry(ワイルドベリー)
人気の高いワイルドベリー柄。
柄をよーく見ると可愛いのですが、モノトーンの色調によって甘くなりすぎず
大人の方に人気が高いです。
CHARLIE BELL(チャーリーベル)
リバティのような柄を作りたい、という素直な気持ちから生まれた柄。
そういう気持ちを隠さず言えるって、とてもカッコイイ。
fairy・blue fairy(フェアリー・ブルーフェアリー)
dream garden(ドリームガーデン)
vintage flower(ヴィンテージフラワー)
YNYSFOR(アニスフォー)
ANEMONE(アネモネ)
daisy(デイジー)
pansy print(パンジープリント)
pansy(パンジー)
BRITISH BISCUIT(ブリティッシュビスケット)
motif print(モチーフプリント)
J/F JAGARD FABRIC(ジャガードファブリック)
GREATMANS(グレイトマンズ)
偉人さんのプリント。
これは誰か、、、あれは誰か、、、
こちらもとても人気の高いテキスタイルです。
G.O.D GOOD OLD DAYS(グッドオールドデイズ)
LITTLE QUEEN(リトルクイーン)
BRKIN(ブリキン)
LONDON BLUE WILLOW(ロンドンブルーウィロー)
18世紀の英国の陶磁器に用いられた伝統的な幾つかの図柄をアレンジしたシリーズ。
FARMERS FAMILY(ファーマーズファミリー)
農家をイメージした可愛らしい動物達が描かれているファーマーズファミリー。
本当はFOX HUNTINGとかも色々ご紹介したかったのですが、鮮明に残していた写真が見つからず、断念です。
とても愛らしいオールドマンズテーラーの柄もの達は、お洋服はもちろんですが、クロスやショール、巾着になったり、裏地になったりしたり思わぬところで再会したりします。
使い捨て、と言ったらひどい言い回しですが、人気のあるブランドでも発表して、色褪せて、見向きもされなくなって、、というブランドが多い中ニュートラルなスタンスで自分達で生み出したファブリックを使えるブランドはとても少ないと思います。
まだまだきっと新しいテキスタイルを発表してくれるであろうオールドマンズテーラー。
これからも目が離せません。
kiittiでは柄物に限らずオールドマンズテーラーのお買取りには力を入れており、実際に多くのお客様にご利用いただいております!
愛を持って査定させて頂きますので、ぜひkiittiにお任せください。
仮査定も承っておりますので、ぜひともお気軽にお問い合わせくださいね♪